2024年5月18日(土)【林内整備(雪害木処理)】
2024.05.21場所:青梅市富岡
天気:晴れ
活動内容:林内整備(雪害木処理)
~スケジュール~
9:10 日の出庁舎集合 朝礼、安全講習
木を倒す際の「受け口/追い口」の安全な切り方の説明もありました。
10:10 現地到着(準備体操、危険予知活動)
準備体操のあとの危険予知活動は、作業する場所が分かれるので斜面の入り口で行ないました。
10:30 午前の作業開始
作業現場まで約15分移動、一息入れたあと雪害木処理が初めての方が殆どのこちらの班では、まず状況や作業の手順を指導員が説明しました。
2月に枝に積もった雪の重さで途中で折れてしまい、樹冠部がなくなった「欠頂木(けっちょうぼく)」をどちらの方向に倒すか、その際にロープで誘導する手順等、意見を交わしながらスタートしました。
木が倒れる方向でロープを引かなくて良いように、滑車の付いた「台つけ」と呼ばれるロープで安全な位置で引くようにします。
倒す際ロープはゆっくり引き、木が倒れ始めたら巻き込まれないよう素早くロープを手放します。
倒した木の切断部分を確認しながらおさらい!受け口の会合線と垂直に交わる方向が木の倒れる方向です。
受け口の大きさは伐り倒す木の直径の約1/4、追い口は受け口の反対側から、少し高い位置で会合線に平行になるよう水平に切り進んでいきます。
最後に一定の幅の「ツル」を残します。これが支点となって、受け口方向に木を制御しながら倒れていきます。
12:00 お昼休み
あちらこちらにキノコが見受けられました。
13:00 午後の活動開始
午後も引き続き欠頂木の伐木。皆さん受け口/追い口の位置や方向を相談&確認しながら作業を進めました。
追い口の上に巻いてあるロープは、倒れる際に木が裂けるのを予防する工夫です。
倒れている木の枝を払い、転がらないように等高線に沿って2本の木の根に置きなおすことも大切な整備作業です。
14:30 作業終了/集合写真
気温25度前後、多少風もあり日陰の林内は作業の捗る環境でした。お疲れさまでした。
*******************************************************
~メンバー紹介~
白崎 雄一さん
Q:サポート隊に参加したきっかけは何ですか?
A:登山もやっており、森林がどのように整備されているのか興味があり、WEBで調べていてサポート隊に辿り着きました。作業等の入り口としてはいいんじゃないかと思い参加してみました。
Q:サポート隊に参加する楽しみは何ですか?
A:山のことを色々と知れることや、メンバーも、なぞかけやモノマネをされる方がいたり、気さくで楽しい方ばかりといったことでしょうか。
Q:これから参加する方々へ
A:WEBで見ただけでは分からなくて悩んでいる方もいるのではと思いますが、一度飛び込んでみては?想像以上に面白いですよ!
*******************************************************
とうきょう林業サポート隊 メールマガジン購読登録はこちら!!
当メールマガジンでは、とうきょう林業サポート隊の活動報告、連絡事項等を配信します。
サポート隊WEBサイトより登録できますので、ぜひご利用ください。