2025年10月15日(水)【採種園】
2025.10.21場所:青梅市新町
天気:曇りのち晴れ
活動内容:採種園
今年度よりサポート隊の新たな活動内容として東京都農林総合研究センターの採種園での作業が行われることになりました。
今年度は10月に2回の予定で行います。
森林整備活動におけるいちばんの起点となる、少花粉スギ・少花粉ヒノキの種子を採取する作業です。
~スケジュール~
9:10 朝礼
 
 本日の採種園での活動は、通常の活動とは違い大鎌などの道具は使用しないので安全講習は行わず朝礼終了後すぐに出発しました。
9:50 現地到着
採種園は青梅庁舎内にあります。
東京都農林総合研究センター緑化森林科の研究員より少花粉スギ・少花粉ヒノキ種子生産についての概要を説明していただきました。
10:15 午前の作業開始
花粉の少ないスギミニチュア採種園のハウスで作業を行います。
少花粉スギの球果のついた枝を採取しています。
少花粉スギの品種は、平成8年度から全国のスギの精英樹(成長や形質など優れた性質を持つスギ)について、雄花の着生量調査が行われました。その結果、花粉生産量が一般のスギに比べてきわめて少ない少花粉スギ147品種が選定されました。採種園では28品種444本を管理しています。
採種した枝から球果を取り出します。球果の根元まできれいに枝を切り取ります。
採種したスギの球果は乾燥させてから種子を取り出します。1か月ほど乾燥させます。
次に1か月ほど乾燥させた球果から種を取り出します。
とても地道な作業ですが頑張って取り出します。
12:00 お昼休み
13:00 午後の作業開始
午後からは少花粉ヒノキの球果を採取する作業を行いました。
少花粉ヒノキの品種は、令和3年度までに花粉生産量が一般のヒノキに比べきわめて少ない少花粉ヒノキ56品種が選定されました。研究センターでは、採種園で15品種450本の少花粉ヒノキを管理して、種子の生産に取り組んでいます。
少花粉ヒノキの球果がついている枝を切って採種しています。一つ一つの木ごとにデータを取っているので、隣の木の球果と混ざらないように注意して作業します。
ヒノキの球果はスギより小さいので細かい作業になります。並べるとスギとヒノキの球果の大きさの違いがよくわかります。
14:30 集合写真
サポート隊として初めての採種園活動でした。スタッフの方々には大変お世話になりましてありがとうございました。
今日も一日大変お疲れさまでした。
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~メンバー紹介~
今回はお休みです。
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